家庭教師の教材選び


家庭教師で働くとき、どんな教材を使って授業をしたら良いか悩むと思います。生徒がもともと持っている参考書や学校の教科書に沿って勉強を進めたり、保護者があらかじめ用意した参考書を使用する場合もありますが、家庭教師側に使用する教材を任せられることも少なくありません。教材を選ぶ時は、生徒のタイプや、勉強の目的別に考えていく必要があります。

学校での勉強の復習や予習を目的として家庭教師を利用している生徒は、学校での勉強についていけなかったり、理解が浅かったりする場合が多いです。勉強が嫌いだったり、苦手意識を持っていたりする可能性が高いので、難しい教材を用意すると余計に勉強する気がなくなってしまうかもしれません。難易度の低い基礎をまとめた教材を準備して、理解が深まる手ごたえを感じさせてあげるのが良いでしょう。

学校の勉強よりも先に進んだり、より深い知識を付けることを目的として家庭教師を利用している生徒には、頭が良かったり、勉強が好きな子が多いでしょう。定期試験や受験対策となるような応用問題などの教材を準備しても良いかもしれません。生徒の実力を見極めてレベルに合った教材を用意してあげることが大切です。